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アークス、旭川市に総合物流センターを開設

2014年4月7日 (月)

フード北海道や東北でスーパーマーケットチェーンを展開するアークス(札幌市中央区)傘下で道北地区を地盤とする「道北アークス」(北海道旭川市)は、2015年3月をメドに総合物流センターを開設する。

新センターは水産、食肉商品を加工するプロセスセンター(PC)と、PC製造品、グロサリー商品を配送するトランスファーセンター(TC)で構成。PCの供給能力を高めて店内加工作業の軽減を図るとともに、設備機器を拡充して今後の出店計画を加速させる。衛生管理設備も強化する。

商品がTCを通過することにより、定時定着、一括納品の実現と、店舗作業効率の改善につなげる。

センターは「道北アークスマザーセンター」の頭文字をとって「DaMC」(ダマック)と名付け、建物はキョクイチから賃借する形で運用する。施設内には、キョクイチがセリ場と事務所を設ける。

鉄骨造2階建ての建物全体の延床面積は2万92平方メートル(6088坪)で、このうち道北アークスは1万3785平方メートル(4177坪)を利用。PCに5839平方メートル(1769坪)、TCに7945平方メートル(2407坪)を充てる。

■総合物流センターの概要
所在地:北海道旭川市流通団地1条2丁目旭一市場内
建物延床面積:2万92.9平方メートル(6088.8坪)
賃借部分面積:1万3785.1平方メートル(4177.3坪)
PCの機能:水産、食肉商品の加工
TCの機能:PC商品とグロサリー商品を荷受し、店別配送
稼働時期:2015年3月