ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

外食店シェア6.5%に拡大

インフォマート、Foods Info Martの発注店舗が5万店突破

2014年4月8日 (火)

ECインフォマート、Foods Info Martの発注店舗が5万店突破インフォマート(東京都港区)は8日、運営するBtoBプラットフォーム「FOODS Info Mart」(フーズインフォマート)で、ASP受発注システム、ASP受注・営業システムのWebによる発注店舗数が3月末時点で5万15店舗となり、全国72万の外食店舗におけるシェアが6.5%に拡大したと発表した。

2003年2月からサービスを開始したASP受発注システムは、電話・FAXによる受発注が主流だったフード業界で、外食チェーンなどと取引先の食品卸会社が日々の受発注をインターネットで行うシステムで、業務の効率化・業務改善・コスト削減を実現するツールとして活用されている。

また、09年11月からサービスを開始したASP受注・営業システムは、食品卸企業のIT活用をサポートするシステムとして、主に個店・オーナー店舗との取引におけるWeb受注、Webによる営業活動を実現し、利用が拡大した。店舗側でもWebによるスピーディーな発注や取引履歴の保存、希望商品がいつでも検索できる利便性から、利用が増えている。

電話・FAXからWebに切り替えて発注する店舗数は着実に増加を続け、このほど5万店舗を突破した。両システムの13年の年間システム取引高は、前期比16.6%増の8618億円となり、外食産業の仕入金額ベースのシェアは12.4%となっている。

同社は今後、ASP受発注システムを外食チェーンやホテル・給食業界で浸透を図り、ホテル業界では3月から全国のホテル・旅館事業再生化のためのセミナーを開始。Web受発注による業務効率化とコスト削減を推進するだけでなく、仕入れを「見える化」した「仕入れの仕組構築」サポートを進める。給食業界では給食運営企業向けに新たな機能を追加する計画。