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ニチレイ・ロジ関東、東扇島物流センターが稼動

2011年2月16日 (水)

ロジスティクス東扇島物流センターニチレイロジグループ本社は15日、ニチレイ・ロジスティクス関東の東扇島物流センターが稼動したと発表した。同物流センターは、保管事業を担うニチレイ・ロジスティクス関東と、輸配送業務を担うロジスティクス・ネットワークからなる複合型物流拠点。

 

新センターは4万433トンの設備能力を備え、ニチレイロジグループ内でも最大規模の設備能力となる。構造面では、免震装置を導入し世界最高水準の地震対策を導入。コンベア式高周波解凍機を設置した解凍室のほか、食品原料の軽加工処理を行う加工室も完備した。

 

セキュリティー面では、最新の顔認証システムを導入し監視カメラと組み合わせることで、万全なセキュリティー体制を実現した。ニチレイロジグループ本社では「京浜港湾地区の複合型物流拠点として、付加価値の高い物流サービスの提供を目指していく」としている。

 

■東扇島物流センターの概要
所在地:神奈川県川崎市川崎区東扇島6-15
アクセス首都高速湾岸線[東扇島]出口約1.9キロメートル
構造:<冷蔵庫棟>鉄筋・鉄骨コンクリート免震構造5階建、<事務所棟>鉄筋耐震構造3階建
設備能力:4万433トン(F級冷蔵庫3万5899トン、FC級冷蔵庫4534トン)、1-5階荷捌スペース0度設定、加工室(357.9平方メートル)、解凍室(358.2平方メートル)、リパック室(281.5平方メートル)完備、昇降設備荷役用エレベーター2基、人荷用エレベーター1基、荷役用高速搬送機8基、デバンダー3基、ドックレベラー15基、接車バース32基