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変速機に不具合、二次的不具合のおそれ

三菱ふそう、大型トラック777台をリコール

2014年4月15日 (火)

行政・団体三菱ふそうトラック・バスは15日、同社の大型トラック「ふそうスーパーグレート」で動力伝達装置(変速機)に不具合があり、最悪の場合、アウトプットシャフトが破断してプロペラシャフトが脱落したり周辺部品を破損さたりすることで二次的な不具合を生じるおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届けた。

機械式自動変速機のアウトプットシャフトの強度が不足しているため、このシャフトに亀裂が発生するものがあり、そのままの状態で使用を続けると、このシャフトの亀裂が進行し、最悪の場合はアウトプットシャフトが破断し、プロペラシャフトが脱落、周辺部品を破損させて二次的不具合につながる可能性があるという。

リコールの対象車両は2005年12月28日からことし2月21日までに製造されたふそうスーパーグレート777台で、同社は対象の全車両で、機械式自動変速機のリヤハウジング一式を対策品のアウトプットシャフトを組み込んだものに交換する。

確認された不具合件数は9件だが、この不具合による事故は発生していない。