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TNT、1株当たり4.6ユーロセントの株主配当を決定

2014年4月17日 (木)

財務・人事TNTエクスプレスは17日、年次株主総会を9日に開催し、2013年の株主配当を普通株式(8ユーロ・セント額面価格)1株当たり4.6ユーロ・セントに決定したと発表した。併せて、ロジャー・キング氏を18年の年次株主総会終了まで4年間、監査役会のメンバーに再任することを決めた。

株主総会では、15年10月9日まで普通株式の発行に関する経営委員会の意思決定期間を延長し、合併や買収に関連して必要性が生じた場合は、対象株式を発行済み資本の10%まで追加し、上限を20%とすることができるとしたほか、同日まで普通株式の新株引受権の制限、停止に関する経営委員会の意思決定期間を延長。発行済み株式資本の最大10%までの自社株式を取得できるよう経営委員会に権限を与えた。

これに先立つ今月4日、同社の最高財務責任者(CFO)で経営委員会メンバーのバーナード・ボット氏は、委員会のメンバーに再任される意向のないことを発表。監査役会議長のアントニー・ブルフマンス氏は、発表を受けて「バーナードは、TNTエクスプレスの成長に重要な役割を果たした。世界中に強力な財務組織を構築し、”Deliver!”プログラムを通じて当社の業績改善を先導した」とコメントした。同社は後任の選定を開始している。