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ユニー、ネットスーパーで事業所受取り実験を開始

2014年4月17日 (木)

フードユニー(愛知県稲沢市)と富士機械製造(知立市)は17日、ネットスーパーを利用した新たな配送システムの共同運用実験を今月から開始すると発表した。

この配送システムは、共働き世帯や女性就業者の増加に対する生活支援と、高齢者や過疎地域などの買い物難民の救済を目的に、富士機械製造が開発した「パブリックストッカシステム」とユニーのネットスーパーを組み合わせて、利用者が注文した商品をロッカー型受け取り装置「パブリックストッカ」で受け取れるようにするもの。

既に2013年秋から富士機械製造本社で予備実験を開始しており、同社の従業員がネットスーパーへ発注した商品を「アピタ知立店」から同社に設置したパブリックストッカに配送し、退社時に荷物を受け取ることで、利用者から利便性に対する高評価を得たという。

この評価を受け、両社は早期実用化に向けて規模を拡大し、それぞれの事業所に設置して運用実験を行う。今後は市役所、保育園、病院、駅などへの設置を視野に入れ、消費者向け実証実験を目指す。

■配送システムの概要
ユニー、ネットスーパーで事業所受取り実験を開始