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横浜市、生糸貿易の記憶残す旧倉庫を保存認定

2014年4月18日 (金)

ロジスティクス横浜市、生糸貿易の記憶残す旧倉庫を保存認定横浜市はこのほど、中区北仲通に建つ大正15(1926)年建築の旧横浜生糸検査所附属生糸絹物専用倉庫(通称、旧帝蚕倉庫)を89件目の歴史的建造物に認定した。

関東大震災後、政府が現在の1万坪の敷地を確保し、生糸検査所、生糸絹物専用倉庫群などの建設を行ったが、これらの建築群は遠藤於菟の晩年の大作。

現存する倉庫1棟、旧横浜生糸検査所附属倉庫事務所(横浜市指定有形文化財)、復元された旧生糸検査所(現第2合同庁舎・横浜市認定歴史的建造物)が、生糸貿易で栄えた横浜の記憶を残す遺構として象徴的な景観を形成している。

市は今後、周辺のまちづくりにあわせていったん解体し、部材を活用して忠実に復元する計画。