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ダイフク、北米事業を強化へ統括会社を設立

2011年2月22日 (火)

M&Aダイフクは22日、国内外グループ企業の再編の一環として、米国法人のダイフクアメリカとウェブ社を事業会社として傘下に置く統括会社として、ダイフクウェブを設立したと発表した。

 

ダイフクアメリカは1983年、日系自動車メーカー各社の北米進出とともに設立。現在は自動車生産ライン向け搬送システム事業のほか、製造業・流通業界向け保管・搬送・仕分け・ピッキングシステム事業、エレクトロニクス業界向けクリーンルーム内保管・搬送システム事業の3事業を手がけている。

 

ウェブは1919年創業。自動車産業、一般製造業向けマテハンシステム事業に加え、空港手荷物搬送システム事業を手がけており、07年にダイフクが買収した。ダイフクの自動倉庫とウェブの無人搬送車を組み合わせたシステムを納入するなど、シナジー効果も生まれているという。

 

ダイフクウェブを中心とした新体制のスタートにより、両社のビジネス・ノウハウ、製品、経営資源を共有化し、北米事業の強化を図る。