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富士通、小売・流通向けO2O支援サービスを開始

2014年5月15日 (木)

EC富士通は14日、実店舗(オフライン)とネット(オンライン)上で顧客サービスをつなぐO2OやEコマースを展開したい小売・流通業の顧客向けに、コンシューマー向けモバイルアプリを短期間で構築できるアプリケーションプラットフォームサービス「富士通クラウドスマートビズコネクト」を発売した。7月1日から出荷を開始する。

顧客ごとのニーズに合わせた価値を提供する製品・サービス群を体系化した「デジタルマーケティングソリューション」の強化の一環として販売するもので、O2Oサービスのアプリケーションを開発する機能と基盤となるプラットフォームをセットにしてクラウドで提供。従来製品に比べ、構築までの時間と開発・運用費用を3割程度に抑えられるのが特徴。

会員登録・認証機能、クーポン配信・管理機能など、豊富なアプリケーション機能を用意し、顧客はモバイルアプリの開発に専念することができる。顧客独自のアプリケーション機能を追加で開発することにも対応。例えばゲーム機能を追加したり、自社の基幹システムや決済システム、ポイント管理システムと連携させてマーケティングに活用できるようにカスタマイズしたりといった活用が可能。

販売価格(税別)は月額50万円で、同社は2017年3月末までに100社への導入を目指す。

富士通、小売・流通向けO2O支援サービスを開始