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ホームファニシング事業は「発注・生産・在庫管理の強化」目指す

ツカモト、和装事業で「アウトソーシング含む物流改革」に重点

2014年5月15日 (木)

アパレル振袖、ゆかたなどの着物とアパレル、ユニフォームなどを扱う繊維商社のツカモトコーポレーションは15日、2014-16年度を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。重点的な営業施策として、和装事業で「物流アウトソーシングを含めた物流改革、新システムによる流通在庫管理の運用」を、ホームファニシング事業で「発注・生産・在庫管理の強化」をそれぞれ掲げた。

和装事業ではこのほか、経営管理・組織運営の改善の仕組みと仕掛けの開発と実行、恒常的な黒字経営への組織体制の確立、商品開発力の強化、催事運営の効率化、催事以外の売上拡大策の実施、新しい事業領域へのチャレンジ――などに取り組む。

洋装事業は、赤字事業の体制再構築、既存事業による収益の安定化、新しい事業領域の創出に取り組む。健康・生活事業、ホームファニシング事業は、営業キャッシュ・フローを意識した事業経営、発注・生産・在庫管理の強化、拡大戦略・グローバル戦略の実践に注力する。

これらの取り組みにより、17年3月期に売上高310億円、経常利益6億円、有利子負債87億円を目指す。