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第6次産業化を支援

キャストグループ、「産直市場」開設、生産者に直販システム提供

2014年5月19日 (月)

EC産地直送商品の販売促進プラットフォーム事業行うキャストグループ(東京都目黒区)は19日、既存の小売流通業に対して幅広い産地直送食材などの取り扱いを図ることで産地直送品マーケットの拡大を目指し、既存の同社卸売りサイト「産地直送ドロップシッパー」に代わる新たなインターネット卸売り市場として「産直市場」を開設した。

産直市場は、農水産業など第1次産業の産地とバイヤーをつなぎ、「第6次産業化」を支援するインターネット上の卸売り市場として運用する。電子化による産地情報を標準取引システム化、リアルタイム取引を実現し、従来の市場取引にない情報提供サービスにより、第6次産業化支援のインターネット標準取引システムを構築する。

農水業の生産者は、このサービスで卸し販売を自ら行うことで、中間コストを削減できる。第6次産業化する際の問題点を支援し、標準取引システム化することで、簡単にPRできるようになる。

キャストグループでは、ECショップ、飲食店、青果店など産直市場に参画するバイヤー、生産者などのサプライヤーを募集。今後、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)が締結された場合を想定し、食品流通、海外への宅配物流のサービス拡大などを考慮してアジアを中心とした海外バイヤーに対しても産直市場への参画を促し、日本発の生鮮品輸出の活性化を図る考え。

■産直市場のURL
http://www.sanchoku-ichiba.jp/inquiry/