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日本郵船、特別配色「グリーンカラー」で環境配慮姿勢打ち出す

日本初のポストパナマックス型自動車船が竣工

2014年5月27日 (火)

ロジスティクス日本初のポストパナマックス型自動車船が竣工日本郵船が建造を進めていた日本初のポストパナマックス型自動車専用船「アリエス・リーダー」が27日、新来島どっく大西工場で竣工した。

最大積載台数を7000台に増加させるとともに、空気潤滑システムやハイブリッド過給機など、自動車専用船では初めて導入する最新省エネ技術と、船内ボイラーの水エマルジョン燃料対応や電子制御エンジンの採用などを組み合わせた結果、従来の大型自動車専用船と比べ、大幅な二酸化炭素(CO2)排出量削減が見込めるという。

日本郵船の自動車専用船の船体は、青色を基調としたグラデーションライン「オーロラカラー」にしているが、環境フラッグシップと位置づけた本船には特別に「グリーンカラー」を配色し、グループの地球環境保全への対応姿勢を打ち出す。

■アリエス・リーダーの概要
全長:199.98メートル
全幅:35.8メートル
型深:37.7メートル
最大積載自動車台数:7000台
載貨重量トン数:1万8808トン
総トン数:6万9931トン