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伊藤忠商事、エドウィングループに出資

2014年5月30日 (金)

アパレル伊藤忠商事は5月29日、エドウイングループの事業再生ADR手続が成立したことを受け、同グループに出資すると発表した。3月10日に締結したエドウイン・ホールディングス(東京都荒川区)とのスポンサー契約に基づくもの。

出資後は、エドウイングループの伝統と自主性を尊重しつつ、同社が強みとしている国内13の自社工場を活かした高品質・効率的な生産システムと、強固な販売基盤を通じ、市場トレンドや消費者ニーズをいち早く捉えた商品開発力に磨きをかけ、ジーンズ事業の再強化を図る。

一方、内部統制や透明性・納得性の高い人事考課制度の導入などにより、経営管理体制の強化も徹底する。

また、伊藤忠商事の経験とネットワークの活用により、素材提案、展開アイテムの拡充、海外生産基盤の構築などを通じ、エドウイングループの企業価値向上とビジネス領域の拡大に取り組む。