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日本電産、印ニムラナ工業団地に産業用モーター工場を建設

2014年6月5日 (木)

拠点・施設日本電産は4日、子会社のインド日本電産がインド・ラジャスタン州でニューデリーから南に100キロのニムラナ工業団地で新工場を建設すると発表した。

第1段階では車載事業本部、汎用モータ事業本部、グループ会社の日本電産テクノモータが生産を開始する。複数事業本部の同時進出による生産インフラの共用化、設計の現地化、これまで培った内製技術とLCA(ローコスト・オートメーション)など、低コスト生産ノウハウをフルに生かした内製化を三本柱に、インド国内から中東などへの輸出も視野に入れたビジネスを展開する。

100億円を投資して建設するインド新工場は、敷地総面積12万1410平方メートルに工場棟(鉄骨造)と事務棟(鉄筋コンクリート造)を2段階に分けて建設。第一期棟の延床面積は1万5820平方メートル、第二期棟は1万6000平方メートルとなる。第一期棟は既に5月に着工しており、2015年3月の完成後、4月から車載、家電・商業・産業用モータの生産を開始する。