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課徴金12.7億円の納付命じる

公取委、「優越的地位の濫用」でダイレックスに排除措置命令

2014年6月5日 (木)

メディカルサンドラッグは5日、子会社で吸収を中心にディスカウントストアを展開するダイレックス(佐賀市)が公正取引委員会から排除措置命令と、12億7416万円の課徴金納付命令を受けたと発表した。サンドラッグは「認識・見解の相違がある」として、直ちに審判請求を行った。

ダイレックスは2012年12月5日、独占禁止法違反の「優越的地位の濫用」の疑いがあるとして、公取委の立入検査を受け、5日に排除措置命令と課徴金納付命令を受けた。

排除措置命令では、「優越的地位の濫用」行為が取りやめられていることを確認すること、納入業者との取引に関する独禁法順守の行動指針を改定すること、役員、従業員に対する定期的な研修、法務担当者による定期的な監督――を実施することなどが命じられた。