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シーネット、SONOKO上海に海外対応WMS導入

2014年6月11日 (水)

サービス・商品シーネットは11日、中国関連会社のシーネット北京(北京市)を通じ、「SONOKO」ブランドとして食品やサプリメント、化粧品などの事業を展開するSONOKOの中国現地法人「荘能子化粧品貿易(上海)」(SONOKO上海)に海外向け在庫管理システム「ci.Himalayas/asia」を導入したと発表した。

システムはSONOKO上海の上海物流センター(上海市)で5月5日に稼働を開始した。化粧品やサプリメントなどの美容関連商品と、SONOKOグループのトロールビーズ上海が取り扱うオリジナルビーズやブレスレットなどのジュエリー関連商品の在庫を管理している。

SONOKO上海は、中国展開の加速に伴う物量の増加に対応するため、物流センターで在庫管理をシステム化する必要が生じ、日本で使用しているシステムを中国でも使用することを考慮して「初期投資費用や運用コストが抑えられ、マルチ言語に対応可能なシステム」の導入を検討。

シーネットのシステムは、クラウド型のシステムとして初期費用を抑えた月額利用料金制での運用が可能で、短期間で稼働を開始できるほか、中国語・英語・日本語などマルチ言語に対応したシステムとなっていることから、採用に至った。

SONOKO上海は当初、中国から日本のサーバーにアクセスする際の回線速度を懸念していたが、日本と中国を結ぶ専用のインターネット回線を利用し、導入前のテスト段階で回線速度に問題がないことを確認できた点も評価した。

同社は今後、温度帯や消費期限の管理が必要な化粧品の在庫管理と、保税倉庫での在庫管理も段階的に「ci.Himalayas/asia」を使って管理することを計画しているという。