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福島洋上風力コンソーシアム2期工事、発電設備1基の建造完了

2014年6月12日 (木)

産業・一般丸紅がプロジェクトインテグレータを務め、テクニカルアドバイザーに東京大学を迎えた「福島洋上風力コンソーシアム」は11日、経済産業省から受託した「浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」で第2期工事のうち7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備用浮体1基の建造作業を完了したと発表した。

第2期工事では、7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備、海底ケーブルの設置を行うこととなっており、洋上風力発電設備は三菱重工業長崎造船所で浮体の建造を完了。長崎造船所岸壁に係留している。また、三菱重工業横浜製作所で風車の部品調達を行い、組み立て中となっている。

海底ケーブルについては、古河電気工業千葉事業所内で洋上サブステーションと7MW浮体式洋上風力発電設備間の送電システムである特別高圧ライザーケーブルの製造を完了。洋上サブステーションで特別高圧ライザーケーブル接続を準備している。

今後、8月下旬までに実証研究実施海域でアンカーチェーンの設置と海底ケーブル敷設・埋設作業を実施し、12月上旬以降、小名浜港で浮体への風車搭載と設置を行う。