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日本生協連、新電力会社設立、物流子会社が8割出資

2014年6月13日 (金)

環境・CSR日本生活協同組合連合会(日本生協連)は20日、新電力会社(PPS)として「地球クラブ」を設立する。物流子会社のシーエックスカーゴが80%を出資する。

PPSは、一般電気事業者(電力会社)以外で、50キロワット以上の高圧電力を必要とする大口需要家に対し、電気の小売り供給を行う事業者。

日本生協連は、「原子力発電に頼らないエネルギー政策の実現と持続可能な社会をめざす」立場から、再生可能エネルギー普及の一環として全国7か所の物流施設で太陽光発電設備の設置を進めている。

さらに再生可能エネルギーの発電と利用を一体的に推進するため、日本生協連の自家需要をまかなうことを目的としたPPSとして地球クラブを設立。自家の太陽光発電を含む再生可能エネルギー電力を中心に調達し、日本生協連事業所などへ供給を行う。

当面は営業エリアを首都圏に限定し、生協関連施設の使用電力量、事業の適正規模を考慮して電力供給量5.7メガワット規模から事業を開始する。

■設立会社の概要
社名:地球クラブ
所在地:東京都渋谷区渋谷3丁目29番8号コーププラザ
資本構成:日本生協連20%、シーエックスカーゴ80%