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日本海側拠点港、今月中旬公募開始、夏ごろに結論

2011年3月7日 (月)

行政・団体国土交通省は7日、「日本海側拠点港の形成に関する検討委員会」第3回会合(3日開催)の議事内容を公表した。日本海側拠点港を募集する際に示す選定基準や選定スケジュールなどを話し合い、今月中旬に公募開始、5月上旬に募集を締切り、夏ごろをめどに委員会としての結論を得る方針を確認した。

 

委員会では、定量的評価に関する選定基準として「国際海上コンテナ輸送」や「国際複合一貫輸送(国際フェリー・国際RORO船)」「外航クルーズ」などの輸送モード、大宗貨物の中で想定している原木について、2015年、25年の取扱貨物量や航路の便数などをどのように設定するかを議論した。

 

また、目標・施策の優位性評価に関する選定基準として、対岸諸国の動向や背後の立地産業の動向を踏まえた内容となっているか、他港との機能分担や連携が図られているか、実現のための体制が整っているか、物流の効率化が図られているか、などに着目して評価を行うことを確認した。

 

次回会合は、公募締め切り後の5月下旬頃に開催し、応募者によるプレゼンテーションを行う。