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配送車両の相互活用「早急にテスト」

アスクル、「ごちクル」と共同配送で提携

2014年7月4日 (金)

フードアスクルは4日、弁当・ケータリングの総合宅配サービス「ごちクル」を運営するスターフェスティバルティバル(東京都港区)と業務・資本提携を行うと発表した。

スターフェスティバルティバルの株式14.2%を15億8100万円で取得するほか、アスクルに対して新株予約権付社債9000個を割り当てる。新株予約権の権利を行使した場合、アスクルの持分は20%超となる。

この提携により、アスクルは11月からスターフェスティバルの中食サービス「ごちクル」を自社サービスとして採用し、スターフェスティバルの顧客基盤を素早く拡大させて事業成長に寄与するとともに、アスクルの顧客の利便性と満足度向上につなげる。

また、共同配送などによる両社のコストダウンとサービス進化を狙う。スターフェスティバルの配送は昼、夕方の時間帯に集中する傾向があるため、配送密度と配送効率の向上を目指してアスクル傘下のBizexの配送サービスを活用するほか、スターフェスティバル配送車の空き時間をアスクルサービスに活用する。

この共同配送は「早急にテストを開始」し、効果を見ながら段階的に対象エリア・時間帯を拡大する。また、アスクル商材とごちクル商材の同時配送など、サービスの進化も追求していく。