ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

新東工業、エアレックスの株式50%を取得

2014年7月15日 (火)

メディカル新東工業(名古屋市中区)は14日、エアレックス(同)の株式50%を取得すると発表した。

エアレックスの川崎康司社長と親族から発行済株式50%を譲り受けることで資本参加し、同社は新東工業の持分法適用会社となる。エアレックスの2013年9月期の年間売上高は34億円だが、海外展開を強化するなどして3年後に年60億円の売上を目指す。

新東工業の環境技術・精密技術・メカトロ技術との融合を図り、需要の急激な拡大に対する技術・生産能力の拡大に取り組む。

エアレックスは1997年10月に設立された従業員64人の会社で、医薬品製造のグローバルのマーケットへ本格的に進出するとともに、国内市場で実用化が期待されている再生医療分野の環境整備領域へ参入し、事業拡大を図る。

新東工業は、医薬品の製造時に使用される高性能な無菌クリーンルーム(アイソレーター)で国内トップの技術と実績を持つエアレックスと資本提携することにより、市場の拡大が見込まれる無菌製剤アイソレーターやクリーンルームなどの国内市場で基盤を強化。海外市場へも積極展開して需要拡大につなげる。