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SBSロジコム、中野セントラルパークの館内物流事例を発表

2014年7月16日 (水)

ロジスティクスSBSロジコム、中野セントラルパークの館内物流事例を発表SBSホールディングス傘下のSBSロジコムは16日、日本ロジスティクス研究会(JLRS)が4日開催した「2014年第1回事例研究会」で、中野セントラルパーク(東京都中野区)の館内物流の取り組みを紹介するため、現場見学と事例発表を行ったと発表した。

同社は2012年にオープンした中野セントラルパーク南棟の館内物流を開業当初から手掛けており、研究会では同社営業本部の三身直人氏が、館内物流の考え方や解決策を解説した。

館内物流は、大量の荷物が出入りする大規模施設周辺の交通渋滞や違法駐車、荷捌場の不足、エレベーターの混雑、セキュリティの低下といった物流の課題を解決するもので、三身氏は宅配業者からの荷受け、仕分け、館内配達・集荷、発送までの流れや直納業者の受付、車両誘導など、業務が動いている現場を見ながら平常業務を説明。

また、物量、車両台数、テナント規模、業種などを分析して適切な着車バース数や荷捌きスペースを導き出す同社独自の館内物流ノウハウも披露した。ゼネコンやデベロッパーなど20人以上の一般参加を含め、40人が参加した。

平常時だけなく、建設段階から開業までカバーする同社の館内物流に、建設分野の参加者から物流動線の考え方、建設段階から開業段階への管理引き継ぎの課題と解決法、テナント一斉入居時の調整など、多くの質問が寄せられ、関心の高さをうかがわせる研究会となった。

日本ロジスティクス研究会は、物流技術管理士などの物流スペシャリスト資格者が物流に関する知識と技術の向上を図り、物流の合理化を推進することを目的にした組織で、活動の一環として物流現場の見学などを行う事例研究会を年4回程度開催している。

■中野セントラルパークの館内物流事例(SBSロジコム)
http://www.sbs-logicom.co.jp/lgc/physical/tasukaru/tasukaru-case7/