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三菱商事、豪州で軽油輸入販売事業に参入

2014年7月22日 (火)

荷主三菱商事は22日、軽油の需要増加が見込まれる豪州で、軽油の輸入ターミナルを建設・保有し、軽油輸入販売事業に参入すると発表した。ターミナルの操業パートナーとして豪クーギー・ケミカルズ社を招く。

傘下の豪州石油事業会社「ペトロダイアモンドオーストラリア社」が2013年1月に全株式を取得したポート・ボニソン・フューエルズ社を通じ、操業パートナーとして現地で知見や建設・操業の実績を持つクーギー・ケミカルズ社を招へいしてターミナル建設に着手、2016年には豪州国内向けに軽油の販売を開始する。

豪州では、輸送用をはじめ鉱山事業の発展に伴う大型運搬機・重機など向けの燃料需要、特に軽油需要の増加が見込まれており、三菱商事は自社の軽油調達力を駆使し、価格競争力のある高品質な軽油を供給することで、軽油の安定供給と同国鉱山事業の燃料コスト低減に貢献する、としている。