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住友商事、サウジの建設機械代理店事業へ出資

2014年7月22日 (火)

荷主住友商事は22日、サウジアラビアの大手財閥「アブドゥル・ラティフ・ジャミールグループ」(ジェッダ市)の子会社でコマツ製建設機械の販売・サービス会社の「アブドゥル・ラティフ・ジャミール・サミット」(ALJサミット)に15億円(50%相当)の出資を完了した、と発表した。

同社は2012年からサウジアラビアでのコマツ製建設機械の販売・サービス会社設立に着手し、ALJグループをパートナーに選定。その後、同グループの傘下にALJサミットを設立し、コマツ製建設機械の販売・アフターサービス事業の先行オペレーションを開始、必要な手続きを経て、住友商事とALJグループがそれぞれ50%出資する共同事業体となった。

ALJサミットは、三大主要都市であるジェッダ、リヤド、ダンマンを含む8拠点へ段階的に拡大するなど、同国全土に拠点網を構築し、同国での建設機械の川下事業を展開していく。ALJサミットの売上規模は早期に500億円に達すると見込んでいる。

また、同社は「イスラム圏のサウジアラビアで、ALJグループという信頼できる強力なパートナーを得たことで、同国でもこれまで当社が培ったノウハウを発揮し、優れた品質のコマツ製建設機械と高水準のアフターサービスを提供していく」としている。