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名古屋港、4月の取扱貨物量が7.3%増加

2014年7月23日 (水)

調査・データ名古屋港管理組合は22日、4月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2887隻(前年同月比9.6%増)、総トン数は2003万トン(5.9%増)と、隻数、総トン数ともに増加した。

総取扱貨物量は輸出入、移出入ともに増加し、全体で1826万トン(7.3%増)と前年実績を上回った。外貿貨物は、輸出では自動車部品(1.7%減)が減少したが、完成自動車(10.1%増)、産業機械(14.3%増)などが増加したため、534万トン(6.8%増)と増加した。

輸入ではLNG(液化天然ガス)(8.8%増)、鉄鉱石(17.3%増)などが増加したため、673万トン(1.9%増)と増加。全体では1207万トン(4%増)と前年実績を上回った。

内貿貨物は、移出が346万トン(19.9%増)、移入が273万トン(7.9%増)となり、全体では619万トン(14.3%増)と前年実績を上回った。外貿コンテナ貨物量は、444万トン(7.1%増)で、このうち輸出は自動車部品(1.7%減)などが減少したものの、産業機械(19.3%増)が増加し、219万トン(7.4%増)となった。輸入は衣類、身廻品、はきもの(10.1%増)、家具装備品(24.7%増)などが増加したため、225万トン(6.8%増)と増加した。