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キャセイパシフィック、香港・カルガリー定期貨物便を10月開始

2014年7月23日 (水)

ロジスティクスキャセイパシフィック航空は22日、香港とカナダのカルガリーを結ぶ定期貨物便の運航を10月17日から週2便で開始すると発表した。これにより、同社の定期貨物便が乗り入れる北米の都市は14地点へと増える。

香港・カルガリー線は香港・アンカレッジ・ニューヨーク(JFK)・カルガリー・香港の経路で毎週火・金曜日に運航。香港発金曜の便は米・コロンバスも経由する。運航機材にはボーイング747-8F型貨物専用機を投入し、主に機械類や生鮮食品といった貨物をカルガリーから香港へ直行便で輸送し、アジア各地へつながる同社の運航ネットワークへ接続する。

今回の新路線により、同社は「香港で接続便へ積み替えに要する時間が短縮されるため、カルガリー線はカナダ中心部からの最も便利で素早い貨物輸送サービスのひとつとなり、スピードが求められる貨物輸送の需要に的確に応える」と同時にコストの低減をもたらす」と開設効果を説明している。

現在、同社は香港を拠点に世界44都市へと定期貨物便を運航しており、6月には香港・コロンバス線を週2便から3便へと増便。13機のボーイング747-8F型貨物専用機を保有しており、2016年にさらにもう1機の同型貨物専用機を受領する計画。