イベント大阪いずみ市民生活協同組合(いずみ市民生協)は28日、同生協の商品検査センター「コープ・ラボ」で、夏休み親子体験教室を開催すると発表した。
ことしの体験教室のテーマは、「でんぷんを調べてみよう!」で、子どもたちが自分の手ででんぷんを取り出し、顕微鏡で観察したり、含まれているものを探したりして楽しく調べながら、でんぷんの役割や性質を学ぶ。
いずみ市民生協の商品検査センターは1987年、いずみ市民生協の検査部門として羽曳野市の旧物流センター内に商品検査室を開設したことに始まる。微生物検査からスタートし、89年から残留放射能検査を開始。93年には、堺市三国ヶ丘に商品検査センターとして移設し、食品添加物、残留農薬検査、遺伝子組換え食品や畜種判別検査など検査機能の拡充を進めてきた。
10年に現在のテクノステージ(和泉市)に新商品検査センター「コープ・ラボ」を開設。既存検査の品質向上や効率化を進め、食品アレルゲン、重金属検査、産地を特定する微量元素測定など検査機能を拡充した。11年には、新たに放射性物質の検査機器を導入し、検査結果はホームページで公開している。