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負債は1億2000万円

ムラナカ(富山)が破産手続き開始決定、TDB調べ

2014年7月30日 (水)

M&A帝国データバンクは30日、ムラナカ(富山県射水市)が18日に富山地裁高岡支部から破産手続開始決定を受けたと発表した。

同社は1964年6月創業、76年7月に改組された木箱・段ボール箱の製造業者。鉄道車両用の部品加工を主力としていた時期があり、ピークの96年5月期の年売上高は1億1000万円を計上していた。

しかし、得意先からの価格引き下げ要請が強く収益が伴っていなかったことに加え、取引先の減少で近年は低調推移が続き、2013年5月期の年売上高は1000万円程度にまで落ち込んでいた。この間に債務保証が発生していたことなどもあり、事業継続は困難な状態となり、今月10日に自己破産を申請した。

帝国データバンクでは、負債は1億2000万円と見込まれるとしている。破産管財人は斉藤寿雄弁護士(富山県高岡市)。財産状況報告集会は10月16日午前10時10分。