ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

釜山港、上期の積替貨物6.4%増、北東アジアの過半

2014年7月31日 (木)

国際韓国・釜山港湾公社は7月31日、釜山港の2014年上半期のコンテナ取扱量が3.5%増(前年同期比)の911万5000TEUになったと発表した。

このうち輸出入貨物は0.8%増の451万4000TEU、積替貨物(トランシップ貨物)は6.4%増の460万TEU。積替貨物が釜山港で占める割合は50.5%と、北東アジア積み替え貨物ハブ港湾としての地位を固めた。

釜山港の中では北港に比べ、新港で取扱量の増加が加速。13年は新港と北港の取扱量割合が62対38だったが、6月末時点では65対35とさらに差が拡大。上半期は北港が6.3%減の319万2000TEUと減少したのに対し、新港は9.9%増の592万3000TEUと増加した。

釜山港は3月以降、4か月連続で150万TEUを超えており、特に3月には160万TEU超と開港以来月間最高取扱量を記録している。

同公社の林基沢(イム・ギテク)社長は「釜山港で高付加価値貨物を創出できるよう、新港背後団地への投資誘致マーケティングを積極的に展開し、日本や中国港湾との協力関係を維持しながら、北東アジア最大のハブ港湾としての地位を維持できるよう努めたい」と話した。