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15年3月期第1四半期

川崎近海、近海部門の赤字拡大、内航も14.1%の減益

2014年7月31日 (木)

財務・人事川崎近海汽船が7月31日に発表した4-6月期決算は、近海部門で赤字が拡大し、内航部門も14.1%の減益となったのが響き、営業損益は5600万円の損失(前年同期は1億5900万円の利益)、純損益も6400万円の損失(1億5200万円の利益)となった。

近海部門は、バルク輸送、木材輸送の輸送量が増加したものの、チップ輸送、鋼材・雑貨輸送は減少。鋼材・雑貨輸送はタイで自動車購入減税が終了したことに伴う販売の落ち込み、政情不安が影響し、インドネシアでも為替、金融不安による景気の停滞で鋼材輸送量が減少した。これらにより、部門売上高は42億9300万円(4.8%増)を確保したが、営業損失は前年同期の1億3700万円から3億200万円へと悪化した。

[川崎近海汽船]2015年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期第1四半期2014年3月期第1四半期増減
売上高11,19110,9552.2%
営業利益-56159-
経常利益-70185-
当期純利益-64152-