拠点・施設グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は6日、千葉県八千代市で大型の先進的物流施設「GLP八千代」の起工式を行ったと発表した。
GLP八千代は、八千代市の国道16号線に面した工業団地の一角に建設される、総延床面積は7万1900平方メートルで、4階建てのマルチテナント型先進的物流施設。
GLPの帖佐義之社長は起工式で、「GLP八千代はGLPにとって、千葉県で所有・運営する18棟目の物流施設となる。利便性の高さから物流拠点として注目が集まる千葉県内陸部に位置し、高台の地盤が強固な場所にあるため、事業継続性(BCP)でにも優位な条件を備えている」と優位性を強調。人口集積地にあるため労働力の確保も容易で、「物流施設としては理想的な立地条件にある」と述べた。
施設は、免震構造やバックアップ電源、地下水供給設備など入居企業の事業継続性を確保する数々の装備を採用する計画で、外壁には断熱性の高いサンドイッチパネルを使用し、全館LED照明とするなど、環境にも配慮した施設設計とする。
GLPとCPPIB(カナダの公的年金運用機関)による合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」が手掛ける、日本での9件目の開発物件となる。