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日本郵船、地中海で遭難者257人を救助

2014年9月3日 (水)

話題日本郵船は3日、同社が運航するコンテナ船「NYKオリオン」が8月27日にスペインのバレンシアからエジプトのポートサイドに向けて航行中、マルタ救助調整本部から救助協力要請を受け、地中海で遭難者257人を救助したと発表した。

現場に急行したNYKオリオンは遭難船を発見し、27日午後2時50分(現地時間)、257人の遭難者を救助。遭難者に食事や飲料水を提供し、乗組員が軽傷を負った遭難者の治療にあたった。

その後、28日午後5時47分(現地時間)に257人の遭難者はマルタ島のバレッタ沖でエスコートボートへ下船した。

■NYKオリオンの概要
船種:コンテナ船
管理会社:NYKシップマネジメント社
船籍:パナマ
船員:24人(船長含むクロアチア人6人、フィリピン人18人)
総トン数:9万8799トン