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GLP、埼玉県日高市で新物流施設の開発に着手

2014年9月4日 (木)

拠点・施設GLP、埼玉県日高市で新物流施設の開発に着手グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は4日、埼玉県日高市で先進的物流施設「GLP狭山日高I」の起工式を行ったと発表した。

GLP狭山日高Iは、総延床面積4万3100平方メートルの4階建てマルチテナント型先進的物流施設で、敷地面積は2万900平方メートル。1階と2階に大型車両が直接乗り入れ可能な車路を備え、多様な分割プランに対応する。全館LED照明を採用するなど、環境にも配慮した施設設計とした。

また、大地震でも建物の安全性を確保する免震構造や、停電時に防災センター、事務所エリアの照明、コンセントの利用を可能にし、全館セキュリティー機能を確保するバックアップ電源設備を採用。顧客の事業継続性を確保するとともに、社会インフラとしての物流機能が災害時の復旧・復興でも重要な役割を担えるよう、対策を施している。

開発予定地は首都圏中心部や近隣の産業エリアに近く、首都圏の外環をつなぐ圏央道と国道16号線の唯一の結節点に位置しており、近隣へのエリア配送と首都圏全体を対象とした広域配送の両方に対応。狭山日高ICに隣接し、関越道川越ICからも10キロと高速道路へのアクセスが良好。

埼玉県が公表している「表層地盤の軟らかさ分布図」「液状化のしやすさ分布図」によると、予定地は強固な地盤に位置し、液状化リスクが極めて低いエリアに該当しているため、BCP対応にも優位な条件を備える。

■帖佐義之社長のコメント
「GLP狭山日高IはGLPにとって、埼玉県で所有・運営する12棟目の物流施設となる。首都圏を環状に結ぶ圏央道と国道16号線の希少な結節点である狭山日高ICの周辺は非常に利便性が高く、雇用の確保も容易で、物流立地として大いに注目されている。このような、物流施設としては理想的な条件を兼ね備えた場所に、来春着工予定のGLP狭山日高Ⅱとともに、合わせて総延床面積12万7000平方メートルにも上る先進的物流施設を建設できることを、喜ばしく思っている」

■施設の概要
施設名称:GLP狭山日高I
所在地:埼玉県日高市
敷地面積:2万900平方メートル
延床面積:4万3100平方メートル
賃貸可能面積:3万9500平方メートル
着工:2014年9月
竣工:2015年12月