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DHL、トルコ向け海上小口混載を開始

2014年9月4日 (木)

ロジスティクスDHLグローバルフォワーディングジャパン(東京都墨田区)は3日、日本とトルコを結ぶ海上小口混載輸送(LCL)の新サービス「LCLダイレクトボックス」の提供を開始した。

新サービスは積み替えなしで直接輸送することにより、輸送日数を7日間短縮し、横浜港からトルコのイスタンブール(アンバーリ)港まで34日間で結ぶ。同社は新サービスの提供について「中東、北アフリカ、中央アジアなどの市場に進出する日本企業を強力にサポートする」としている。

トルコ向けLCLダイレクトボックスサービスでは、横浜以外に日本側のコンテナフレートステーション(CFS)がある東京、名古屋、大阪、神戸、博多からも集荷・積み込みを行い、貨物を横浜港に集約してコンテナに仕立てる。

イスタンブール港までの中継地で積み替えが発生しないため、大幅にリードタイムを短縮できるだけでなく、製品(積み荷)への潜在的ダメージも減少することから、安定した輸送スケジュールによる納期コントロールの改善につなげることが可能で、在庫管理コストの軽減にもなる。