日本自動車ターミナル、都・杉並区合同防災訓練に参加

環境・CSR日本自動車ターミナル（東京都千代田区）は5日、東京都と杉並区が主催した合同総合防災訓練に参加したと発表した。

訓練は3日、同社の板橋トラックターミナル（東京都板橋区）で行われた。全国から緊急救援物資が届いた想定で、物資輸送訓練における輸送中継基地として使用され、都と同社、子会社のターミナルサービス（保守管理会社）が連携して積み込み作業などを実施した。

同社は都内にトラックターミナルを4か所展開しており、都の地域防災計画で災害時の広域輸送機地に指定されている。また、国土交通省が定める「民間物資拠点施設」にも指定されており、大規模災害発生時には支援物資輸送の中継拠点として活用する体制づくりを進めている。

同社では「今後も地震などの災害時に物流機能を維持できる体制づくりに積極的に取り組む」としている。