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帝人、棚管理システムが自動認識システム優秀賞受賞

2014年9月8日 (月)

サービス・商品帝人は8日、同社が展開する棚管理システム「レコピック」が自動認識システム大賞の優秀賞を受賞したと発表した。

この賞は、自動認識技術やシステムの発展と普及・啓発のため、1999年から日本自動認識システム協会が自動認識関連の技術やシステムに対して授与しているもの。

レコピックは、読み取り速度に定評のあるUHF帯のICタグを使用し、膨大な数の書類や物品をリアルタイムに把握することができるRFIDシステム。同社と東京大学発のベンチャー企業「セルクロス」が共同開発した2次元通信シート「セルフォーム」をアンテナシートとして使用することで、空間に広がる特性のあるUHF帯の電波を近距離で安定的に読み取ることが可能となり、一度に大量の書類や物品のリアルタイム管理が可能になった。

既に千葉大学附属図書館で授業関連書籍の館内利用状況を把握するために使用されており、東京都中央区立図書館でも、利用者が予約図書を簡単に見つけられるサービスに用いられている。また、旭硝子では、6000冊もの機密文書をリアルタイムで管理するために活用されている。

帝人、棚管理システムが自動認識システム優秀賞受賞

出所:帝人