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JR貨物、8月のコンテナ輸送0.8%増

2014年9月11日 (木)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が10日に発表した8月の輸送動向によると、コンテナ貨物の輸送量は0.8%増(前年同月比)、車扱貨物は2.2%減となった。

8月は、青森・山口地区で大雨、台風11号上陸に伴う影響や、7月から8月7日まで続いた台風8号による中央西線不通に伴い、高速貨193本、専貨22本が運休となった。

コンテナ貨物は、北海道産野菜の好調な出荷が寄与した農産品・青果物、鉄道へのモーダルシフトが進む積合せ貨物や食料工業品のほか、堅調な国内生産で化学薬品、化学工業品などが前年を上回った。一方、自動車部品が海外調達、現地調達化の進展、エコ関連物資が災害廃棄物輸送の終了により、それぞれ前年を下回った。これらの結果、コンテナ貨物全体では0.8%増となった。

車扱貨物は、セメント・石灰石が前年を上回ったものの、石油が北海道での輸送終了により減送となり、車扱貨物全体では2.2%減となった。