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出版6社、新刊学術書の冊子と電子書籍をセット販売

2014年9月12日 (金)

荷主慶應義塾大学出版会、勁草書房、一般財団法人東京大学出版会、みすず書房、有斐閣、吉川弘文館の出版社6社と、丸善、京セラ丸善システムインテグレーション(KMSI)は12日、学術・研究機関を対象として学術書の新刊を冊子体と電子書籍のセットで販売する「新刊ハイブリッドモデル」のサービスを今月から開始する、と発表した。

出版6社、新刊学術書の冊子と電子書籍をセット販売

このサービスは、出版社6社が今後刊行する最新刊の学術書を冊子体と電子書籍をセットにしたハイブリッドモデルで販売するもので、学術・研究機関を対象にしたサービスとしては国内初めて。

「学術書の新刊を電子書籍で提供してほしい」という学術・研究機関からの要望に対応するとともに、新しい学修環境の確立に向けて、継続的に新刊電子書籍を提供し、コンテンツの拡充を図る。

コンテンツの配信は、慶應義塾大学を幹事校とした8大学図書館の参加による「大学図書館電子学術書共同利用実験」を経て作り上げられたKMSIの電子図書館プラットフォーム「BookLooper」と、すでに300機関で導入実績のある丸善の電子書籍閲覧サービス「MaruzeneBookLibrary」を通じて行う。利用者は活用方法に合わせてプラットフォームを選択できる。