ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ホンダと共同で活用方法やニーズ探索

さいたま市、超小型EVのワンウェイ型カーシェアリング実験

2014年9月16日 (火)

国内さいたま市、超小型EVのワンウェイ型カーシェアリング実験本田技研工業は12日、超小型EV「MC-β(ベータ)」によるワンウェイ型カーシェアリング社会実験をさいたま市で10月に開始すると発表した。

実験はさいたま市と共同で、11月30日まで実施する。大宮駅周辺に34か所のカーステーションを設置し、9台のMC-βを使ってさいたま市民・市内企業従事者、同市への来訪者の登録会員を対象に、目的地のカーステーションで乗り捨て可能なワンウェイ型カーシェアリング「超小型EVにサクサク乗ってみませんか?」を実施する。

これにより、移動距離の少ない都市部の小型電動モビリティの活用方法やニーズの探索を行う。

同社は2013年11月に熊本県、さいたま市、宮古島市の自治体と、MC-βを使った共同社会実験を開始。さいたま市では、同市職員の事務連絡にMC-βを公用車として利用する庁内シェアリングや、市民向けに半日から1日程度のモニター貸し出しなどを実施している。

今回、新たな取り組みとして、MC-βを使ったカーシェアリングの社会実験を開始することにより、都市部でCO2低減や渋滞解消といった課題に対する、小型電動モビリティによる新交通システムの検証を市と進めていく。