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製造業向けサンプル配送や解禁時間指定品のニーズ想定

佐川急便、30分刻みの時間指定配達を開始

2014年9月17日 (水)

ロジスティクス佐川急便は17日、法人向けに提供している飛脚ジャストタイム便を22日からリニューアルすると発表した。

現行サービスでは「翌日午前9時からの1時間単位の指定配達」が可能で、配達を急ぐ商品の配送に利用されているが、顧客から「もっとピンポイントの時間に配達して欲しい」といった要望が多く寄せられたことを受け、指定配達時間帯を30分刻みに変更する。

同社は30分刻みの配達サービスについて、ニーズの一例として「製造業で急に必要になったサンプル品の配送」や「深夜時間帯に販売解禁時間が制限されている商品」などを挙げている。

対象エリアは一部を除く全国で、3辺合わせて260センチ以内・重量30キロ以内の「一人での取り扱いが可能な荷物」。料金は飛脚ジャストタイム便の専用運賃を適用する。

指定配達時間帯を現行の1時間間隔からよりピンポイントに指定できるよう30分間隔に変更し、深夜・早朝の納品にも対応できるように24時間配達に対応する。指定時間に配達ができなかった場合は「運賃を全額返金する」としている。