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アジア航測、大型ヘリで資機材輸送の実証試験

2014年9月19日 (金)

ロジスティクスアジア航測、大型ヘリで資機材輸送の実証試験アジア航測は19日、防災の日の9月1日に熊本県水上村の市房ダム管理地内で、川辺川ダム砂防事務所、九州技術事務所と連携し、大規模土砂災害発生時の「応急対策工事に必要な資機材の輸送実証試験」を行ったと発表した。

この実証試験は、九州地方整備局と管内の全事務所が行った防災訓練「南海トラフ巨大地震・津波災害を想定した対応訓練」の一部として行われたもので、大規模土砂災害による河道閉塞などの緊急対策工事で、大型ヘリコプターを用いて建設機械(分解組立型バックホウ)を災害現場に輸送するシナリオで実施した。

同社は、空輸基地(ヘリポート、荷受場)の選定から陸送(資機材の陸送方法、ルート選定)、大型ヘリコプターによる輸送を担当した。

大型ヘリコプターは3トンまでの吊り下げ輸送が可能で、輸送に使用した分解組立型バックホウは、ヘリコプター輸送が可能なように12点に分解できるように作られた。

実証試験では、このうちの3点(重量最大2.28トン)を、被災地に想定した6キロ離れたしゃくなげ公園(水上村)まで吊り下げ輸送を実施した。