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日産と東風が折半出資で設立

中国で東風インフィニティ汽車が発足、11月から生産

2014年9月24日 (水)

国際日産自動車は22日、中国で東風汽車と折半出資で設立した東風インフィニティ汽車が正式に発足したと発表した。

東風インフィニティは、「一つの戦略、一つのブランド、一つのチーム、一つのチャンネル」を経営方針に掲げ、独立してインフィニティブランドを展開していく。

具体的には、ブランド、商品、生産、管理の4分野で現地化戦略を継続し、中国市場で2018年までに年間販売台数を10万台に引き上げる。販売台数の半数以上を現地で生産する方針。

11月に最初の現地化モデルの生産を開始する計画で、生産拠点は東風日産乗用車の襄陽工場とする。生産モデルは中国市場に合わせて開発・生産されたプレミアムスポーツセダン「Q50L」と、ロングホイールベースのSUV「QX50」。

中国現地生産により、襄陽市は日本の栃木、米国のスマーナに次ぐ3番目のインフィニティのグローバル生産拠点となる。同社は襄陽工場について「インフィニティのグローバル生産基準を満たしており、日本の栃木工場と肩を並べる高い基準を維持している」としている。