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ECSCSK傘下でECシステムやフルフィルメントサービスの提供を手掛けるCSKプレッシェンド（東京都港区）は24日、千葉県習志野市に首都圏3か所目のフルフィルメント拠点「CLC千葉」を開設、今月から本稼働に入ると発表した。
CLCは「カスタマーサービス&ロジスティックスセンター」の略称で、首都圏の同社物流拠点は東京都江東区、神奈川県横浜市に次ぐ3か所目となる。
ECに特化したITとフルフィルメントのアウトソーシング事業者としてスタートしたCSKプレッシェンドは、ことし4月に8年目を迎えたが、EC通販事業を手掛ける同社の顧客から「B2CだけでなくB2Bを含めた在庫オペレーション」や、実店舗を対象とした販売管理システムなど、アウトソーシングサービスの利用範囲拡大が求められていた。
こうしたニーズに対応するとともに、今後の流通取扱量が増加することを想定し、新拠点の開設を決めた。CLC千葉の延床面積は1万平方メートル（3000坪）で、既存2センターを含めた3拠点合計のキャパシティは、3万3000平方メートル（1万坪）となる。新拠点では、今後の需要に応じて柔軟に対応することができる拡張性も備える。
同社の3拠点はいずれもECに必要な商品コンテンツ制作用のスタジオを完備し、都心から1時間圏内の立地で利便性が高い配置となっている。
また、同社がかねてから提供している「EC-ASPシステム」（e-Vans）やカスタマーサービス、Webマーケティングサービスとも連携する。
