DHL、成田・関西空港に定温航空輸送拠点を開設

拠点・施設DHLジャパンは25日、同社グループでフォワーディング事業を展開するDHLグローバルフォワーディングが成田・関西空港にライフサイエンス業界向けステーションを設置し、定温航空輸送サービス「サーモネット」を日本で開始した、と発表した。

成田・関西両空港に近い新施設は、合わせて4000平方メートルの定温スペース（2-8度と15-25度）を備え、ライフサイエンスやヘルスケアなどの顧客企業ニーズに対応する。

同社はライフサイエンス認定拠点による「サーモネット」網の拡大に取り組んでおり、年つまでに世界で65拠点、2015年末までに85拠点の開設を目指している。

今回開設した成田・関西の新拠点では、医薬品物流の国際基準「GDP」に基づく内部監査を実施し、サーモネット網全体で基準の統一を図っている。同社は向こう数か月で中部国際空港にも拠点を設ける計画。