ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

7&i、関西・甲信越で新たな店頭回収システム導入

2014年9月26日 (金)

国内セブン&アイ・ホールディングスは27日から10月中旬にかけて、トムラ・ジャパン(東京都大田区)と共同で、関西・甲信越エリアのイトーヨーカドー7店舗に新しいペットボトル店頭回収・リサイクルシステムを導入する。

導入対象店舗は六地蔵店・東大阪店・奈良店・津久野店・アリオ八尾・アリオ鳳・甲府昭和店で、津久野店は10月中旬に導入する。

このシステムは、ペットボトルの店頭回収に自動回収機を使用。回収した資源を効率よく運び、国内でリサイクルする。2012年から導入を始め、既にセブン&アイグループの関東エリアを中心に228店舗(イトーヨーカドー109店舗)に設置している。

資源回収には、トムラ・ジャパン社製のペットボトル自動回収機を使用。特徴として、ペットボトルを投入すると、電子マネーnanacoのポイントに交換することができるリサイクルポイントが貯まる仕組みとなっている。

また、自動回収機に投入されたペットボトルは、機械の中で自動的に選別・圧縮され、体積が3分の1になる。店頭回収量が多い店舗の作業負担や保管スペースの軽減、店舗からリサイクル工場までの輸送の効率化に効果を発揮する。

回収したペットボトル資源は、エフピコの岐阜県のリサイクル工場に運ばれ、再び食品トレーとなる。また、新たな試みとして27日から10月中旬にかけて導入する7店舗のうち5店舗では、古紙回収機をセットにして導入する。回収機に投入された新聞、雑誌などの古紙は、国内リサイクルルートを通じて再生紙などに生まれ変わる。