NTTレゾナント、訪日外国人観光向けにエリアマッチング提供

ECポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナント（東京都港区）は6日、JTBグループ、NTTグループと共同で、福岡市で実施する実証実験「訪日外国人向け観光サービスによる地域活性化トライアル」に、位置情報連動型レコメンド配信サービス「エリアマッチ」の技術を提供すると発表した。

訪日外国人向け観光サービスによる地域活性化トライアルは、JTBグループが保有する観光コンテンツなどをNTTグループの持つICT技術で、旅行者のダウンロードしたアプリに届けることを目的とした実証実験。

この実証実験の中で、NTTレゾナントは旅行者の行動ログや属性、趣味思考の情報を、NTTグループ、NTTレゾナントの「エリアマッチ」の技術で分析し、観光コンテンツを配信する技術を提供する。

エリアマッチ技術を活用することにより、旅行者は必要な情報を入力することなく、旅行者の位置や属性などにあわせた「おすすめの観光スポットやグルメ・ショッピングなどの情報」を受け取ることが可能となる。

エリアマッチは、ユーザーが検索した地域情報や位置情報を基に、ユーザーにマッチした店舗情報を掲載するサービスで、検索される地域情報には緯度経度に関する情報、住所文字列、エリア名などがあり、これらが検索された場合にエリアにマッチした店舗情報が配信される仕組み。