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中国、12都県からの食品・農産物輸入禁止

2011年4月12日 (火)

話題TNTエクスプレスが12日に公表した情報によると、中国の検疫当局は8日、日本の12都県からの農産物、加工食料品などの輸入を禁止すると発表した。

 

中国国家質量監督検験検疫総局(AQSIQ)は、福島、 群馬、 栃木、 茨城、 宮城、 山形、新潟、 長野、 山梨、 埼玉、 千葉の11県と東京都からの農産物、加工食品を輸入する場合、日本政府が認可している検査機関で実施した放射線検査、原産地証明書の添付を義務付けた。水産物は現地到着後、検疫を受けなければならない。また、原産地証明書と運送ルート証明書も必要になる。

 

TNTエクスプレスによると、AQSIQは、 日本食を既に輸入した中国の輸入者に対し、輸入した食品の食品名、 加工日、貯蔵期間、 販売先、輸出先などの記録をとり、今後の事後調査(事後検査)に備えるよう指導しているという。

 

また、サウジアラビア税関も、日本から到着するすべての書類・貨物に対し、放射線検査を実施すると発表した。TNTエクスプレスでは「現時点で書類・貨物ともに2-3日間で配達できているが、今後は遅れが発生することが予測される」としている。