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陸上輸送部門はすべて減少、新千歳発の国際航空貨物は76.5%増

北海道、7月のトラック一般貨物輸送量が3か月ぶりにマイナス

2014年10月20日 (月)

国内北海道運輸局は、7月の道内の運輸動向をまとめた。7月の主要トラック(一般貨物)事業者125社が取り扱った貨物の輸送量は、3か月ぶりのマイナスに転じ、前年同月実績を6.7%下回った。

輸送モードごとの動向は、鉄道(JR貨物)、特別積み合わせ貨物がともに4.3%減、トラックの一般貨物が6.7%減、北海道トラックターミナルの取扱量が1.1%減となり、陸上輸送部門はすべてマイナス。

海上輸送は内航2.1%減、外航0.1%減、内航コンテナ9.9%減、外航コンテナ2.3%減。海峡航路の取扱輸送量は3.2%減で、下りは0.1%減、上り6.2%減となった。中・長距離航路の取扱輸送量は1.3%増で、下り1.7%増、上り1%増となった。

国内航空貨物は、道内空港の取扱輸送量が2.6%増、このうち新千歳-東京(羽田)は10.1%増。国際線は新千歳空港の取扱輸送量は76.5%増と大幅に増えた。定期便、チャーター便が81.8%増、保税運送物が41.7%増だった。

倉庫部門は、札幌市の普通倉庫主要事業者19社の入庫高が5.8%増、保管高は前年同月並みとなった。期末利用率は79.4%。

貯蔵槽倉庫は道内主要事業者19社の入庫高が34.9%増、保管高20.9%増、期末利用率72.4%。冷蔵倉庫は札幌市の主要事業者23社の入庫高が5.3%減、保管高10.6%減、期末利用率30.1%となった。