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特殊車両通行の8割カバー、全道路の3%

国交省、大型車誘導区間を初指定、通行許可が3日に短縮

2014年10月20日 (月)

行政・団体国土交通省は20日、一定の大型車両に関する通行許可手続を一元的に実施する「大型車誘導区間」の初回指定を行った。27日から運用を開始し、今後、必要に応じて追加指定を実施する。

20日に指定を受けたのは、都心部の区間などを除くすべての高速道路9660キロ、直轄国道2万1450キロ、地方管理道路2720キロの合わせて3万3830キロで、全道路の3%に相当。これにより、特殊車両の通行のおよそ8割をカバーする。地方管理道路は、主要港湾、空港、鉄道貨物駅を結ぶ道路などを指定した。

これらの大型車誘導区間では、これまで20日程度かかっていた通行関連の手続き日数が3日程度に短縮されることとなる。

■大型車誘導区間のイメージ(出所:国交省)
国交省、大型車誘導区間を初指定、通行許可が3日に短縮