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都の貨物輸送評価制度に全面協力し、荷主のグリーン購入拡大に貢献

東ト協、環境対策活動が評価されグリーン購入大賞受賞

2014年10月22日 (水)

ロジスティクス東京都トラック協会は、グリーン・エコプロジェクトとグリーン購入の取り組みが評価され、グリーン購入ネットワークが実施するグリーン購入大賞を受賞することが決まった。

同協会では、グリーン・エコプロジェクトの名称でエコドライブ活動を推進・支援する取り組みを推進し、車両ごとに収集した燃費データのデータベース化、集計・分析、プロジェクト参加企業に対するCO2排出量削減・燃費向上に伴うコスト削減・交通事故率低減――といった効果のフィードバックを継続的に行っている。

経営者・管理者、ドライバーが継続的に参加できる研修制度を構築・運営し、少人数制で参加者のレベルに合わせたセミナーを開催、単なるエコドライブにとどまらず、参加者の環境意識の向上、環境CSRの推進による業界の地位向上を図っている。

また、東京都の貨物輸送評価制度の構築に全面協力し、制度設計に必要な指標の基礎となる燃費データを提供、トラックの実走行燃費のベンチマークの設定に貢献した。

この制度によって、東京都から荷主に対して貨物運送事業のエコドライブ活動が広く紹介され、運送事業者の活動意欲が向上、輸配送分野のグリーン購入の普及・拡大につながっている。

さらに、グリーン購入ネットワークの「輸配送(貨物自動車)」契約ガイドライン制定に際し、タスクグループに参加し、現場に即したガイドラインになるよう積極的に携わった。制定後は、ガイドラインの普及を図るため、都内外の研修会でガイドラインを説明し、全国展開を図っている。